今年は暑かったですねー
朝夕はほんのすこしだけ秋の気配がでてきたくらいでしょうか?
ことしもあと4カ月です、夏の疲れをふきとばして今年のテーマ
目標をみなおしラストスパートといきましょう
前回は総合病院へ出張するところまでの話でした。
肩書きは歯科衛生士3人歯科技工士1人歯科医師2人の口腔外科のトップとなり口腔外科医長でした。今まで医局では下っ端で医局全体をまとめるなど考えもしなかったのがいきなりです。その上年上の方が3人もいましので接し方など治療以外でとまどう事もありました。
ただ、先方は出向制度には慣れていたのできちんと応対してくれたのでその点は感謝しておりました。また、いままでは口腔外科からの出向で歯を抜いたり、腫瘍の治療の専門からかぶせものや入れ歯の専門家への変化ですからものめずらしいところもあったと思います。
診療では大きな問題はありませんでした。ただ、一番注意しなくてはいけないのが総合病院の歯科ということです。ほとんどの患者さんが何らかの全身疾患をもっているということです。歯をぬくにもすぐ抜くわけにはいきません。いっぺん内科なり外科なりに外科処置が可能であるかどうか対診してからでした。たとえば脳や心臓の疾患で血液をさらさらにするお薬をのんでいる人はそのお薬を計画的にとめてから抜くのです。ただ最近は、お薬をとめて抜くと数%の方に異変がでているということでお薬を服用したまま歯を抜くというのが常識になってきました。
本当に高齢の方はいろいろな疾患を患っており、何かの疾患があるものと考慮して、治療するようになりました。また、レントゲンもまず歯ではなくお口のまわりの骨からみるようになり、全体から細部へとチェックしていきます。
このときのこういう経験は、1人で診察するようになって非常に役にたちました。
患者さまを口からみるのではなくヒトとしてみる。トータルから口をみるそんな見方もみについてきました。診療も大学では午前2人、午後2人が平均的な患者数でしたがここでは1日それもあとかたずけ等もあるので午後4時までに30人はみていたと思います。
そんな患者さんにおわれるような治療でしたが、定時に終わり、研究もないということで自由の時間はたっぷりありました。
医局に残っていると院長がいらっしゃって「森君、時間あるかね?夕飯でもどうだい?」と、よくさそってくれました。市内でも有名な割烹に行くと、お任せ料理であとから聞くと院長の時には特別いいものがでていたようです。ちなみにお金を支払ったことは1回もありませんでした。
ごちそうさまでした。